どうも、こつめです!
ドラムを始める際に、誰もが購入を考える練習パッド。
既製の練習パッドの価格は2,000円からが相場ですが、良いものを安く手に入れたいのが人情ですよね。
特に、これからドラムを始める初心者ドラマーさんは、初期費用を抑えたいハズ。
そこで、私がおすすめする練習パッドはコレです!
ホームセンターで手に入るゴムスポンジ(300円)で自作。
目次
ゴムスポンジが練習パッドに最適だと思う3つの理由
メーカー既製品を含め、雑誌や座布団、果ては自作メッシュヘッドなど様々な物を試してきましたが、ゴムスポンジがコスパ・性能面・手軽さで優秀でした。
・とにかく安い
・適度なリバウンドと静粛性
・自分でアレンジできる
1.とにかく安い
既製品の練習パッドは2,000円からが相場です。それに比べるとゴムスポンジは1つ300円。格安です。
同じ費用をかけても、数を揃えることができます。
練習パッドの数を揃えると、フレーズの移動をトレーニングできますね。ドラムセットって叩くところは1つだけじゃないですから。
お財布にも優しく、思う存分叩きまくれます。
2.適度なリバウンドと静粛性
硬くて音が大きい練習パッドは結構多く、またそういったものは長時間の練習で手を痛めやすいです。
厚さ10mmのゴムスポンジだとタムとスネアの中間ほどの打感です。手に返ってくる衝撃も少なく、それでいて静粛性もあります。
3.自分でアレンジができる
ゴムスポンジには厚さが数種類あり、打感や音質を調整できます。
100均の木の板でもいいので、貼り付けたらもう立派な練習パッドです。
また、ゴムスポンジをそのままソファやクッションなどに置いたらタムのような打感になります。(ずれてくるのでテープでの仮止め推奨)
このように、置く場所の違いで手軽に打感を変えられます。
既製のパッドはスネアを意識したものが多く、リバウンドの違いを実現しようとすると、複数種のパッドを用意しなければなりません。
↓ゴムスポンジ(厚さ10mm)を両面テープで貼り付けた椅子。私のメインの練習台。
工夫次第では、ドラムセットを模した練習台まで自作できますよ。
ゴムスポンジ練習パッドのデメリット
良いところばかりではなく、デメリットかなと思う点もあります。
- ひと手間かかる
- 持ち運びに向かない
- 貼った場所の素材によってテープが残る
1.ひと手間かかる
重量が軽く、既製の練習パッドのように台座にくっ付いている訳ではないので、そのまま叩くとズレていきます。その為、設置場所にテープなどで固定する必要があります。
2.持ち運びに向かない
薄く軽いので持ち運びに最適に思えますが、雑な扱いをすると曲がりグセが付きます。(記事冒頭の画像でも、保管時の納まりが良くなかった為曲がってます。)
3.貼った場所の素材によってはテープが残る
長期間貼りっぱなしだと、パッドを剥がした際にテープや汚れが残る場合があります。お気に入りの椅子や家具などには貼らない方が良いですね。
まとめ
既製品の練習パッドはそのまま使えますし、デザインも優れています。
一方、ゴムスポンジは何といっても価格が安く、自分好みにアレンジしやすい点が魅力です。
「多少の手間で使えるものが手に入るならそれで良い」という考えの人や、「始めたばかりなので、とりあえず1つだけ叩けるものがあれば良い」という人にはマッチすると思います。
こういったDIYのハードルが低いのもドラムの魅力です。
手を動かすのが苦でない方は、ぜひお試しください。