自作穴あきシンバル

どうも、こつめです!

タダ同然で入手した、割れたジャンクチャイナシンバル。使い道がなく放置されたまま早数年。

なんとか使えるようにならないものかと、DIYでシンバルに穴あけ加工自作エフェクトシンバル作りに挑戦してみました!

使った道具や作り方(穴のあけ方)、音の変化などについてお送りします!

シンバルの穴あけに必要な道具

今回主に使った道具は2つだけ

シンバルの穴開けに使ったもの
・電動ドライバー
・100均のドリル刃(4.2mm径)

電動ドライバーとドリル刃

既製品の穴あきシンバルの場合は、2〜5cmの穴を幾つかあけている事が多いですが、大穴をあける工具はお値段が張るし、ちょっと怖い。

そこで今回は、100均ドリルの小さい穴でも、100個くらいあけたらいけるか?という検証も兼ねて加工してみました。

ドリル刃は、鉄工用で最も径が大きいのはチタンコーティング5mm径でしたが、それよりも耐久性があるらしいジルコニウムコーティング4.2mm径を選びました。

また、必須ではありませんが、バリ取り用にヤスリや砥石があると良いかもしれません。

シンバルの穴あけの手順

穴の位置と数を考える

シンバルにどのくらいの穴(数・大きさ・位置)をあけるかで鳴り方が変わってきます。例えば、既製品の穴あきシンバルでは、2〜5cmの穴であることが多いです。

しかし今回使う100均のドリルでは穴の直径が小さく、1つの穴の効果が薄い事が予想されます。

シンバルの小穴

配置にはあまりこだわらず、シンバルのハンマリング跡を目安にとにかく大量に開けていくことにしました。

(※ハンマリング跡…シンバルは多くの場合、ハンマーで叩いて響きを調整して作っている。そのハンマー加工の跡。)

穴のあけ方は簡単

穴空けの作業自体は難しくありません。ひたすらシンバルにドリルを押し付けて穴をあけていくだけ。

最初はシンバルが回転して飛んだり、ドリルが弾かれたりするのでは?とビクビクしていましたが、普通にシンバルを持っていれば問題ありませんでした

それよりも、穴を1つ空けるのに1分20秒ほどかかるので、大量に空けるとなるとかなり根気がいります。

あとはドリルの摩耗防止、切り屑の飛散防止のため、少量の切削油を塗った方が良いかもしれません。

今回はキャノーラ油を使いましたが、かなり油くさかったです(笑)

バリ取り

シンバルにやすりがけ

シンバルに穴を空けると、裏側にバリができますが、迂闊に触ると指が切れます。大きなバリはドリルを当てて取り、それからヤスっておくと安心。

ちなみに途中まであけて逆側から貫通させるとバリが出にくいらしいのですが、試してみると結局どちらかにバリができてしまいました。

おそらくシンバルが薄いためでしょう。

自作穴あきシンバルの出来上がり(加工前後の音比較)

穴を100個空けたシンバル

とりあえず今回はキリよく100個あけてみました。ここまでくると、ドリル刃の切れ味がやや落ちてきますね

さらに、10数個あける度に電動ドライバーの充電が必要だったので、1日では終わりませんでした。

加工前後のサウンドはYouTube「こつめドラム」にアップしてある動画でご確認ください。

音の評価については、加工前は硬いアタック音と、鉄板の様な余韻が前面に出ていましたが、加工後はあたりが柔らかく、鉄板ぽさが減ったように感じます。

スタック用や、単体でも使ってみようかなと思える位にはなったので、コレはコレでアリでしょう。(元手は殆どかかってませんし。)

シンバルに穴を空けまくって感じた事

あけようと思えば、穴を100個以上あける事も出来なくはないですが、今回の加工はここまで。

というのも、既製品の穴あきシンバルの場合、

おそらく最も有名な穴あきシンバルである「SABIAN HHX Evolution CRASH 18インチ」で、約5cmの穴が8個あいていて穴の総面積は約157㎠

他のメーカーの穴あきシンバルも、同サイズなら概ねそれ位の面積です。

各メーカーで似通った穴の面積であるならば、それが穴あきシンバルらしさの発揮される加工の目安なのではないでしょうか。

一方、今回の加工であけた穴の総面積は約13.8㎠

クラッシュシンバルとチャイナシンバルの違いはあれど、10倍以上の開きがあります。

そう考えると、大幅にサウンドを変化させるには、もっと大きな穴を空けられる工具があった方が良さそうです。

言い換えれば、まだまだ化ける余地があるとも言えますので、工具を揃えましたら再度検証してみたいと思います。

それではまた!

 

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